- 「二月の勝者」のあらすじと関連作品の紹介
- 「二月の勝者」の感想・勉強になるポイントの解説
- 「二月の勝者」作者のその他作品紹介
目次をタップすると項目に飛びます。
「二月の勝者」のあらすじと関連作品
ここでは漫画「二月の勝者」のあらすじと関連作品を紹介します。
「二月の勝者」の概要とあらすじ
- 原作者 高瀬志帆さん
- 出版社 小学館
- 巻数 既刊17巻(2023/2月時点)
- 2021年にドラマ化
激動の中学受験界に現れた最強最悪の絶対合格講師!
2020年の大学受験改革を目前に、激変する中学受験界に現れたのは生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師!
ビッグコミックBROS.NET
受験の神様か、拝金の悪魔か? 早期受験が一般化する昨今、もっとも熱い中学受験の隠された裏をえぐりだす問題作!
大手進学塾フェニックスからやってきたカリスマ講師黒木蔵人と新人講師佐倉麻衣の2人が主人公。
何事も合理的にこなし、新規生徒を金脈、親をスポンサーと呼ぶなど、塾はあくまでビジネスという考えの黒木。
一方で、情熱をもって子供たちに接するべきだと主張する佐倉。
この正反対の2人がどうやって生徒たちを合格へと導くのか。
中学受験に挑む家族のリアルな描写とあわせて注目です。
他にも、カリスマ講師黒木の名ゼリフも見どころの1つです。
かなり過激な発言もありますが、どれも核心を突いたセリフばかり。
君達が合格できたのは、父親の「経済力」そして、母親の「狂気」
二月の勝者
凡人こそ、中学受験をすべきなんです。
二月の勝者
「合格する」ことばかり考えて、肝心なことを忘れている。「その後」があるということを。
二月の勝者
紹介したいセリフはまだまだありますが、今回はここまで。
あとは「二月の勝者」を読みながら、ストーリーとあわせて楽しんでください。
「二月の勝者」の関連作品
ここでは「二月の勝者」の関連作品を紹介しています。
中学受験生に伝えたい 勉強よりも大切な100の言葉
- 「二月の勝者」と教育ジャーナリストのコラボ作品
- 親が子に伝えたい100の言葉を「二月の勝者」のひとコマとともに解説
- 受験生だけでなく保護者の勉強にもなる
中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ 新装版
- 「二月の勝者」の原作者による中学受験シミュレーション漫画
- タイプが異なる4つの家庭の中学受験を疑似体験できる
- 中学受験にむけて保護者が読むべき漫画
小学館ジュニア文庫 小説 二月の勝者-絶対合格の教室-春夏の陣
- 漫画「二月の勝者」の小説版
- マンガの1コマが所どころに散りばめられている
「二月の勝者」の感想・レビュー
ここでは漫画「二月の勝者」を読んだ感想と勉強になるポイントについて解説します。
「二月の勝者」を全巻読んだ感想
実際に読んでみて、「二月の勝者」は良い意味でヤバい漫画だと感じました。
中学受験の実態や進学塾の裏事情が正確な情報をもとに描かれていて、とてもリアルな受験漫画でした。
受験業界に携わる人たちからの評価が高いのもうなずけます。
くわえて、受験生やその家族が抱える問題がリアルすぎて、登場人物に感情移入しっぱなしでした。
特に印象に残っている生徒がつぎの2人です。
- 父親の厳しすぎる指導が原因で家庭崩壊してしまった男子生徒
- 塾の友達が目指している難関校に自分も行きたいと思い始めた不登校の女子生徒
「二月の勝者」に登場する受験生のなかでも、特にシビアな問題を抱えていたこの2人。
2人が第一志望校の受験をあきらめようとするシーンが何度かあり、そのたびに感情を揺さぶられました。
その分、受験当日の緊張感を自分のことのように感じるほど、ストーリーにのめり込んでいました。
私が家庭教師として受験生の指導を経験したからこそ、そのように感じるだけなのかもしれませんが。
そして、なんといっても受験会場で黒木が生徒と握手をして試験に送りだすシーンは鳥肌ものです。
不安な様子で受験会場にやってきた生徒たちが、黒木をひと目見て緊張が和らいでいく様子がとても印象的です。
握手だけで生徒の緊張具合を正確に読み取るあたりは、さすがカリスマ講師です。
結局のところ、生徒を一番理解しているのは黒木なのかもしれません。
他にも見どころはたくさんありますが、長くなりすぎるのでここで終わりにします。
あとは「二月の勝者」を実際に読んで確認してください。
「二月の勝者」の勉強になるポイント
私が「二月の勝者」を読んで勉強になると感じたことは次の2つです。
綿密な取材をもとにしたリアルな中学受験の実態
「二月の勝者」はどのサイトを見ても軒並み高評価です。
なぜここまで高評価なのか?
それは、綿密な取材をもとにしたリアルな受験マンガだからです。
例えば、ストーリーのなかではこんな情報がでてきます。
- 年間の塾代は?
- 受験にかかる費用は?
- 模試の偏差値の見方は?
- 出願校の決め方は?
- 第一志望に合格できる割合は?
保護者が自分で調べるには苦労するような情報も、ストーリーの中で分かりやすく解説されています。
巻末には参考文献のリストも載っているので、十分信用できる情報といえます。
くわえて、進学塾の裏側も恐ろしいほど暴露されています(笑)
塾の実情を知れば、中学受験を甘く考えてはいけないことは誰でも理解できます。
「二月の勝者」を読めば、中学受験の世界では経済力や情報戦がカギになることを強く実感させられます。
受験だけでなく、子育てや教育にも役立つ内容
作中で一貫して描かれているのが、受験生の苦悩や子どもと親の関係性など、中学受験をする家族の人間模様です。
塾をサボろうとする子、趣味を我慢させられ受験勉強に集中できない子、世間体を気にする親から理想を押し付けられる子、いろんな受験生の心情が描かれています。
それと同時に、子どもとの接し方や親のあるべき姿など、受験を超えた子育てや教育の本質がつまった作品でもあります。
受験の結果だけにとらわれて入学後のわが子の姿を考えられない保護者に対する苦言など、親なら耳が痛いくなる話も多々あります。
このように、子どものいる家庭が抱える問題を鮮明に描いた作品、それが「二月の勝者」です。
どんな人におすすめ?
中学受験に限らず受験をひかえた子どもがいる、子どもの教育で悩んでいる、これらに当てはまる保護者には特におすすめです。
そのうえで、個人的には受験をひかえるお子さんが読むのもありだと思います。
マンガをとおして、受験の大変さ、塾や受験にかかる費用など、親の苦労を実感する良い機会になるはずです。
ぜひ親子で一緒に読んでみてください。
「二月の勝者」作者のその他作品
「二月の勝者」の作者高瀬志帆さんのその他作品を紹介します。
おとりよせ王子 飯田好実
- 実在するお取り寄せ商品を紹介するグルメ漫画
- 1話完結型で読みやすい
めざせ!山カゾク
- アウトドアの魅力がつまったエッセイコミック
- 子連れ家族でアウトドアを楽しむ際のテクニックが紹介されている
今回紹介した「二月の勝者」とその他関連作品一覧
今回紹介した「二月の勝者」とその他関連作品の一覧です。
- 二月の勝者
- 中学受験生に伝えたい 勉強よりも大切な100の言葉
- 中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ 新装版
- 小学館ジュニア文庫 小説 二月の勝者-絶対合格の教室-春夏の陣
- おとりよせ王子 飯田好実
- めざせ!山カゾク
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まとめ:「二月の勝者」は親が読むべき漫画第1位の作品
この記事の簡単なまとめです。
- 「二月の勝者」は中学受験のリアルを描いた漫画
- 中学受験だけでなく子育てや教育にも役立つ内容が満載
- 子を持つ親が読むべき漫画第1位(個人の見解)
ご覧いただきありがとうございます。
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